★ カザルスの 魂の呻き

1か月ほど前に、映画 【 大統領の執事の涙 】 で、パブロ・カザルスが演奏する場面が、実写記録で登場すると書きました。

パブロ・カザルス(1876-1973)は、20世紀を代表するチェロ奏者として知られています。
1930年代のスペイン内戦の時には、フランスに亡命し、フランコ独裁政権に抵抗しました。
そして、世界の主要国がフランコ政権を認めることに抗議して、演奏を一切しない時期がありました。


長く戦争に抗議する姿勢が世界から称賛され、1971年には国連本部に招待されて演奏しました。
この時、カザルス94歳。

国連でのスピーチで
「私の故郷のカタロニアでは、鳥は peace、peace と鳴くのです」

と語ったことは、伝説的に語り継がれています。

ホワイトハウスで、ケネディらの前で演奏したのは、この前後のことと思われます。


このホワイトハウスでの演奏を録音したCDには、聴衆の拍手が入っています。
この拍手の中に、ケネディや、ジャクリーン夫人のものも入っていると思うと、感慨が一入(ひとしお)です。

とくに、カタロニア民謡 【 鳥の歌 】 の演奏は、録音マイクの位置が近かったのでしょう、カザルスの魂が発するような、うめき声がしばしば聞き取れます。

画像


1か月前に見つからなかった 【 鳥の歌 】 ホワイトハウス版が、見つかりました。
【 断捨離 】 実行のため、バッハの無伴奏チェロソナタ(全曲)と合わせて、ヤフオクに出品しました。
http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r113656375

どなたかに大切にしてもらえれば、うれしく思います。

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