★ 鎌倉交響楽団 50周年のマーラー2番

土曜日、鎌倉交響楽団の、第100回の定期演奏会にでかけました。
マーラーの2番 【復活】 に取り組むというので、ぜひ、と思っていたのだけれど、前後の日程が多忙で、体力的に自信がなかった。

朝、その気になったので、鎌倉芸術館に電話すると、当日券が 30枚ほどあり、午後1時から整理券を配るととのこと。
火野正平の 【こころ旅】 を見ながら、早めの昼食を摂って、出かけました。

鎌倉芸術館に到着したのは、12時40分ごろ。芸術館の中庭の孟宗竹です。
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地方の方には、なんということもないでしょうが、都市周辺の住人には、こんなものでも癒しになります。

会場入口で、整理券ではなく チケットの現物を、すぐ売ってくれました。
入場料 1,000円と、安いとはいえ、1,500席ある大ホールを満席にするのは、たいしたものです。

すべて自由席なので、開場まで並ぶ列ができていましたが、座席にこだわる曲目ではないので、13時過ぎまで向かいのカフェで coffee を飲んで待ちました。

演奏開始に先立ち、鎌倉市歌の演奏。鎌響50周年記念合唱団(大船混成合唱団・戸塚混成合唱団・西鎌倉混成合唱団)も加わり、150人ほどの大人数です。
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鎌倉市歌は、同響のファミリーコンサートなどで演奏されることが多いので、手慣れていることもあり、豊かなアンサンブルを聞かせてくれます。

プログラムの最初は、ベートーベンの 【 レオノーレ 序曲3番 】。


25分間の休憩のあと、マーラーです。この休憩時間は、異例に長いですが、演奏時間が90分におよぶ大曲の前に、トイレを済ませておいてくださいとの配慮からでしょう。

すべてのコンサート会場に言えることですが、トイレの数が少ない・・・とくに女性トイレの行列の長さは絶望的で、他人事ながら、いつも気の毒に思います。

90分の演奏時間は、マーラーになじみのない人には、厳しいものがあったはずで、途中で眠る人も少なくない。
マーラー自身、そのことを考えてかどうか、曲の各所に、大音響や、2セットのティンパニーやら、銅鑼の音やらを響かせて、聴衆の目を覚ます仕掛けがあります。

私の持っているCDは79分の演奏時間ですが、アマチュア交響楽団のため、いくぶんテンポを遅くしているのでしょう。

CDでは、よく聞いているのですが、この曲をナマの演奏で聴くのは初めてです。
それで発見したことがいくつもあります。

途中で、管楽器の演奏者が、4~5人、あるいは6~7人、楽器を持って舞台裏へ下がります。演奏途中で、まさかトイレでは・・・と思うと、舞台裏から、トランペットやホルンの演奏が聞こえてきます。
指揮者は、無頼裏への出入り口に向けて、指揮をしています。

マーラーの演出なのですね。確かに、遠くから聞こえてくる管楽器の音は、別の情緒を加えてくれます。
これが、興味深かった。

さらに、この曲は、5楽章あります。第4楽章ではアルト(私の持っているCDではコントラアルト)独唱による歌が入ります。女性の低音の歌が、幻想的な雰囲気を創り出します。

最後の5楽章では、コーラスとソプラノ独唱も加わって、クライマックスに達します。
ソプラノとコーラスが登場するのは、曲の最後の10分間ほどで、80人近い合唱団のみなさんは、およそ80分間、部隊の上で緊張して待ち続けるわけです。

演奏終了後の、やり遂げた! という感じのオーケストラ、ソロ、合唱団のみなさん。
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指揮者も、演奏者も、よくがんばった。聴衆も、よくがんばったという感じの演奏会でした。

感心したのは、フルオーケストラと合唱団をバックに、きちんと声を聴かせてくれる、アルトとソプラノ歌手の独唱者です。
アルト(メゾソプラノ)の木下泰子さん、ソプラノの山田英津子さんは、見事でした。華やかなドレスもよかった。
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疲れたけれど、満足して余韻を楽しみつつ、暗くなりかける道を、駅まで歩きました。


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