★ 占領を背負った男・白洲次郎 の 武相荘(ぶあいそう) 

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最近、このブログを訪れてくれるようになった、コケコさん。
『 コケコの生き行き日記 』 という、とてもセンスの良いブログを書かれています。

そこで、白洲次郎の 【武相荘】 の写真が紹介されています。
http://cokeco.at.webry.info/200906/article_11.html
上の写真は、その中から拝借しました。
古い民家の建造物が、たいへん美しい写真として、紹介されています。

【武相荘】 は、武蔵の国と相模の国の、境目あたりにあるというので、白洲次郎自身が名づけたものです。
私のブログの中で、川の話 【境川って、何の境?】 も、ご覧ください。
http://bt9.at.webry.info/200905/article_17.html

白洲次郎について書かれた 『白洲次郎・占領を背負った男』 (講談社刊)を読んだのは、ちょうど2年前のことです。NHKでも、TV化しているようですから、最近は、だいぶ有名になりました。

本のサブタイトルには、《マッカーサーを叱り飛ばした男》とあります。
また、エッセイストの美術評論家、白洲正子さんのご主人だったということを知って、これは読まねばなるまいと思いました。

著者の 北 康利 さんは、昭和35年生まれで証券会社に勤務しながら、大学で教えていて、また郷土史家として研究も続けているという、なかなかすごい人です。

この著作は、兵庫県三田市の郷土史家として研究の中で出会った 《白洲次郎》 の伝記です。小説のようにドラマチックで面白い。

戦後の日本を切り盛りした宰相・吉田茂の片腕として、またブレーンとして、政治家でも官僚でもない立場で、外交・政治・産業育成に活躍しました。

とくに興味深かったのは、サンフランシスコ条約締結の経緯や、日本国憲法が制定されるいきさつが、細かく記録されていることです。

多くの日本人が、敗戦でびびっている中で、誇りを失わずに行動し続けたその姿勢には、眼を見張るものがあります。

高杉晋作や坂本竜馬など、維新の英傑たちの気概にあい通じるものを感じます。こういう、すごい日本人がいたのかと思うと、思わず襟を正さずにおれません。

すべての日本人に読んでいただくことを願います。とにかく痛快で、一気に読ませてくれる上に、昭和史の勉強になるし、日本と日本人が、これからどうしなければならないか、考える手がかりになります。

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この記事へのコメント

2009年07月06日 00:10
訪問が遅くなってしまいごめんなさいリンクありがとうございました
次郎と正子の家がこんなに近くにあることすら知らなかった私ですが、兄から教えられて訪問した事が始まりでした
憲法改正の論議がされる昨今ですが、憲法の成り立ちのことを知らずして表面の功利主義だけに囚われて議論されることの危険性をこの本を読んで感じたコケコです。
黒子に徹した次郎でしたがTVで放映され白子(?)になってしまったようですね(笑)
この本を沢山の人が読んで下さるといいですね

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