★ 朝顔 と 秀吉 と 利休

画像

本日、午前中に、プロジェクト1件の報告を済ませました。
残る仕掛は、3件ですが、山は越して、来週中に2件の報告予定です。
ようやく、精神的に少しゆとりが、できつつあります。

写真の朝顔、昨朝のモモとの散歩で見つけたものです。
真横から、朝日があたって、思いがけず、よく撮れました。

夏からさんざん見られていると思いますが、俳句では、朝顔は秋の季語です。
肌寒いくらいの、この時期の早朝が、可憐さが際立って、より美しく感じます。


朝顔で思い出すのは、秀吉と利休の、朝顔をめぐる逸話です。
朝顔という花は、戦国時代に日本に伝わったとかで、その当時は、珍しいものだったようです。

その珍しい花が、利休の庵のまわりに、見事に咲いていると聞いた秀吉が、
「見に行くぞ」 と、利休に告げます。
翌日 早朝、秀吉は、利休の庵を訪ねます。

勅使河原宏さんが監督をされた映画、『 利休 』 の冒頭シーンが、印象的でした。
山崎努 演ずる秀吉が、お供を連れて、林の中を走るように急ぐ姿から始まります。

利休の庵に着いて、庭を見渡しますが、朝顔の花が見当たりません。
秀吉は、けげんな面持ちで、にじり口から茶室に入ります。

にじり口というのは、草庵の茶室への入口で、縦横とも、それぞれ 70cmほどしかありません。
大人一人が、ようやく通れる広さで、身を小さくしないと入れません。どんな貴人も、頭を低くして、出入りすることになります。

俗世界と、茶の世界を分ける 「結界」 です。お寺の山門、神社の鳥居、などと同じような意味合いでしょう。

秀吉が、にじり口から茶室内を覗き込むと、床の間の壁に吊り花入れがかかって、そこに、朝顔が一輪だけ、活けられています。

秀吉は、賑やかなことの方が好きな性格ですから、気分的には面白くないのですが、その演出のすばらしさには、驚かざるをえません。

秀吉、信長をはじめ、戦国時代の武将たちは、茶の美意識に夢中になります。
戦がつづいて、いつ命を落とすともわからない人生を送っていた武将たちにとって、「一期一会」 の境地が、しっくりと入り込んだのでしょう。

勅使河原宏さんの映画 『利休』 は、もう 20年前の作品なのですね。
利休を演じたのは、佐藤浩市さんのお父さんの三国連太郎さんでした。

この当時、茶道に関連した映画が、何本かありました。
宮沢りえ さん主演の 『豪姫』 も勅使河原宏さんの監督です。
井上靖さん原作の 「本覚坊異聞」 を、熊井啓 監督が映画化した 『千利休』 など、いい作品がありました。

久しぶりに、DVDでも、見てみるかな。

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この記事へのコメント

2009年09月26日 01:10
ブログへのお立ち寄りと、気持ち玉をありがとうございました。
綺麗なアサガオですね。貴ブログを拝見して、秀吉と利休のアサガオにまつわるエピソードを久しぶりに思い出しました。
自然やペット、趣味などを題材に気の向くままブログ記事を綴っています。お時間がありましたらまたお越しください。お待ちしております。
2009年09月26日 11:52
はじめまして(^^)
気持ちだまありがとうございました☆
とても綺麗な朝顔です☆
私もよく育ててましたー♪
また、お邪魔させてくださいませ。
暇なときにでもお越しくださいね♪
うみ
2009年09月26日 22:34
最近見た花の中で、一番美しい色をしています。もっと近くで見てみたいな。
2009年09月27日 11:58
忙しい日々の中で見る自然やお花に心が休まりますね。。これからはこんな自然の息吹に沢山感動を貰えるときですね
朝顔の写真素適です
『利休』と秀吉のこのお話の続きを見てみたくなります。。DVD借りてきます
奥のふか~いお話のようですね

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